偽善者と嘲られた理由

相手に自分を見る

最近ある恩師のメルマガを読んでいて、感じること・・・。

いわく、「現実を冷静かつ客観視して、笑って楽しいばかりじゃいられない。現実を知るほどに、ある衝動に駆られる・・・」

多くの皆さんが、似たような事を書き憂いています。たいていの共通点

は、好条件で募りながらも、なかなか思う通りにいかない・・・。

こういった話に対して、根拠のない腹立たしい気持ちが湧いてきます。これからは関わる事はないでしょう・・・。という事は、私の中にも形を変えて似たような因子を持っているはずです（変形性同質要素）。

この湧き出てきた思いとしっかり向き合う事で、まだまだこびりついてしまっている【自縄自縛の罠】という無意識のカラクリに気づけるんじゃないかと至りました。このシェアを通して、同じく悩んでいるような方に、手助けとなれば幸いです。

どこまでも偽善者

幼少期からかなり荒んだ考え方を持っていた私は、中卒で自衛官になってからも、ものすごく大変でした。今振り返ると、確かに「典型的イヤな奴」でした。このままじゃいかんと一念発起し、「喜ばれ、尊敬・感謝されるには？」と真剣に悩むようになりました。

目標としたい方には、なかなか出会えません。先輩らに相談しても、「まぁ飲めよ〜〜〜」と片付けられてしまっていました。ただただハラワタに、得体の知れない欲求不満がたまってきました。結果、酒乱症状が出て、２０歳で禁酒する事にしました。

退職してから、多くの職を転々としてきました。

あるご縁から、掃除ボランティア「日本を美しくする会」を知れた事は、今思えばまさに転機でした。魂磨きに没頭し、新聞屋で住み込むしかないくらいに夢中に。結局は、ハマりすぎて掃除の会へ参加できなくなり・・・。

興味関心は多分野にあり、いろいろ勉強してきました。おかげさまでか、悩みに対して手を差し出せるようにもなれました。しかし・・・。

多くの場面で、私の意見は聴き入れてはもらえません。しばらくして、似たような意味合いの表現をした誰かの意見が受け入れられていました。私を好んで下さっている方が、「さっき吉永さんが言ってた事じゃないですか？」と少数意見。なぜこんなに虚しいのか・・・・・。理由が分からない・・・。理由を言えない不快感を訴えられ、何をやっても失敗しそうな気がしてきました。

ある日、解決してくれそうな期待を寄せていた方に、相談してみました。返答に言葉をなくしました。

「確かにあなた、すごく上から目線ね。話を聴いてて腹が立ってくる！あなたほどの傲慢さ、そういないと思うょ」

と言ったきり、何のアドバイスもありませんでした。期待していただけに、ショックの大きさはすさまじかったです。ずーーっと指摘されてきた【偽善者】、強烈に重くのしかかりました。今思い出せば、懐かしいです。

なぜ解放されたのか？

今は、批判された理由、明確に分かりました。あとはどれだけ昇華させきれるかです。さらにさらに研鑽・精進を重ねていきます。上を見つめれば、キリがありません。

・「感謝する」とはどういう事なのか？なぜ大切なのか？

・なぜ親への感謝が大切なのか？

・なぜ嫌われ無視されるのか？

・なぜ孤独に感じてしまうのか？

・なぜ他人のアラばかりが、目についてしまうのか？

・なぜ満たされない気持ちが湧いてくるのか？

・なぜ自信を持てないのか？