信頼関係の重要性～自衛官時代に学んだ事

おはようございます(^○^)

体の声から天命に気づき、新たな人生を切り拓く自立整体セラピスト吉永です。

 

４／１２（土）、素晴らしいご縁で木村さんの講演会に参加させていただきました。

「木村さんのりんご」がプロジェクトXで放映され、一躍有名になりました。

その生き方に感動し、憧れていました。

自然栽培と有機栽培の違い等、かなり参考になりました。

りんごはじめすべての生命体そのものに生命力があり、その力を信じゆだねきる事で、新たな道が拓けてくるんだと実感。

 

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　「自衛官時代に学んだ事」

というテーマで、

１．礼儀作法

２．信頼関係の重要性

３．人の動かし方

４．責任

を予定しています。

 

　

２．信頼関係の重要性―――――

 

自分の事が大嫌いだった私は、当然他人の事も好きにはなれませんでした。

「自分を信頼し愛してもいないのに、他人を信頼し愛せるわけがない」 

と考えていますが、当時の経験がものすごく活かされています。 

 

 

１５歳のケンカ

 

当初は、方言でバカにされました。

どんどん過疎化が進む、超田舎です。８月の祭りにはたくさんの賑わいがある事も、井の中の蛙だったと痛感しました。しかしそれは些細なショックでした。

 

初めて大きな壁に感じたのは、同じ１０人部屋の中の一人です。　

銃を持って走る「ハイポート」という訓練で、いつもビリを争う関係でした。

なよっとしてながらも、周囲に好かれているのを妬ましく感じたんでしょう。どっちが言いがかりをつけてきたのか、きっかけはまったく覚えてません。とにかく本気の殴り合いにまで発展していきました。

 

その時担当の上司に言われた事が、ものすごく残っています。

「もしお前らがこのままで部隊配属になり、別々の所属になったとしよう。吉永がＡの部隊に転属が決まったら、Ａは吉永の事をどう紹介するだろう？吉永、お前は転属した当初から、周囲のお前に対するイメージはよくはないだろう。皆と仲良くする事は、結局お前のためになるんだ」

当時の私には、ほんの少し沁み入りましたが、

「けっ、何言ってやがんだ(~_~メ)」が、頭の大半を覆っていました。

 

結局その場は、彼が折れてくれたからなんとか治まりました。それからというもの、笑顔で会話するようにも(*^。^*)

 

 

極を知る

 

「全然成長してなかったんだ(・_;)」

とガックリしたのは、練馬に赴任してからです。

自衛官に染まりきりたくないながらも、かなりまじめに勉強してきただけあり、知識だけは豊富にある・・・。にも関わらず勉強した事がまったく役には立たず、迷惑かけるばかり・・・。

結局問題の本質が解決していないから、どんなに逃げ惑っても無理なんだと痛感。親を心底憎んでいる事が、よく分かりました。

 

いろんな要因が重なり、自分の存在価値を見出せなくなりました。

「俺、何のために生きてるんでしょう？」と酒を酌み交わしながら語り合ったりもしましたが、「まぁ飲めょ(^_^;)」で片づけられ・・・。

酒乱の気がある事を自覚し、２０歳で酒を断つ事になりました。

 

ここぞという時に、扁桃腺が腫れ４２．４℃の熱を出し、緊急入院しました。かなり自暴自棄になり、自殺願望を強烈に抱きました。

　

 

転機は、めちゃめちゃ落ち込めたから起こりました。

座右の銘の１つに、《極と極は、遠いようで互いに通じている。最低を通過すれば、最高に巡り合える》があります。

無意識に、こちらを実践してきていたようです。目の前の霧がきれいに澄み渡ったような感覚になり、この時の体験を「神に出会った」と表現してます（何か特定の宗教に属してるわけじゃありません）。

 

 

師団司令部勤務する事になり（あくまでも能力があったからじゃありません。弾薬の資格を持っているのが、師団にはごくわずかな人数しかいないため）、そこで人格者と思えるような素晴らしい方々とのご縁を持てました。

当時の４部長や大隊長・管理班長には、強烈に感謝しています。すごくお世話になりました。

上下関係が厳しい環境下にありながらも、なぜか私だけは”タメ口オッケー”な場が多くなりました。別部隊で、皆が親分のように慕っている方にも、「おやっさん(*^。^*)」とよく遊びに出かけていました。

 

 

自分の成長に対する確信

 

２４歳で退職する事になりましたが、嫌だったからではありません。自殺願望バリバリだった当時出会った方々の考え方に惹かれ、天職を志す事を決意。

【自衛官は、私には天職にはなり得ない！】と実感しました。

母方のおじさんも、２１年先輩です。よってたかって辞めないよう説得されましたが、気持ちは変わりませんでした。

 

辞めてからいかに自衛隊という環境が、保護下にあるのかを実感。やりたい事がなくて実行してしまった事も相まって、たくさんの荒波にもまれました。

 

 

今現在、まだまだ不足な点は多々ありつつも、絶対的な基準から見れば明らかな変化を感じています。 　誰が何と言おうと、私は【自分の成長に対する確信】を持っています。

 

今まで超えてきたものがたくさんあるんだから、これからだってきっと乗り越えきれる♪

そんな事を考えている今日この頃です。

 

 

 

今日も１日、喜びと感謝に満ち溢れたあなたでありますよう・・・・・。