痛み=信頼関係の復活作用

あなたは「痛み」について、どう解釈されていますか?自立整体セラピーにおいては、痛みとは「愛の変形型」だと言ってます。また「信頼関係の復活作用」「コリリンからのメッセージ」とも。

 

痛みをどう解釈するかによって、人生観等大きく変わり得ます。多くの方々から、「整体でそんな事が!?」と驚かれています。  

 

 

1.痛み治癒反応

 

痛みには2種類あると言われます。それは「ファーストペイン」、「セカンドペイン」と言われるものです。ファーストペインはぶつけたり、切ったりしたときに最初に感じる衝撃。こちら一般的に解釈される「痛み」です。

 

セカンドペインは修復の過程で生じる痛みです。なぜ「修復のための痛み」なのか?それは治癒のメカニズムで、体内に破損箇所ができると、体は血流を促進させます。患部に血液をたくさん送る事で、元に戻そうとします。

 

血液をたくさん送り込むためには、血管を広げなければなりません。細い道幅のままでは、道路拡張工事がどうしても必要です。そこで発生するのがプロスタグランジンやアセチルコリンといった「血管拡張物質」です。こういった作用で、血管が広がり、体内の血液循環が円滑になります。

 

ただ問題があります。修復のありがたい物質であると同時に、熱や炎症、腫れ等を引き起こしてしまうデメリットがあります。黙って治ればいいんでしょうが、自然治癒には苦痛が伴います。それが治癒へのカラクリです。痛みとは修復のために、避けては通れないものです。

 

何かにぶつかったりした際に、遅れて痛みを感じることがよくあります。後からだんだん痛くなるのは、体が破損箇所を元に戻そうとしている証拠です。痛いからと無闇に冷やしたり、鎮痛剤等を使えばせっかく開いた血管を閉じてしまうことになります。血管拡張物質の発生を阻み、血流の抑制。これは自ら治癒を妨害する行為に他なりません。

 

確かにその場は楽になるでしょうが、治癒が遅れる原因となってしまいます。

 

程度の問題はもちろんあるでしょう。しかし少々の痛みなら、鎮痛剤や炎症抑制のステロイド剤などの使用は控えた方がいいんじゃないでしょうか?

痛みを憎むばかりでなく、「今、体が治してくれてるんだ♫」と考える方が賢明です。

 


 

2.痛み=メッセージ(愛情表現)

 

痛みを感じる理由は、脳が患部に痛みの成分を送っているからです。

→腸の自律神経に不具合があるからです。

→臓器同士のコミュニケーションに不具合があるからです。

→(個人差がありまちまちですが)臓器の感情が飽和し、防波堤が決壊しているかのような状況が起きています。どうにか抑え込もうとしてますが、間に合わずにじみ出るような状態だからです。


痛みから感じる恐怖をいかに味わうか?――――これこそが、自立整体セラピーにおけるメインテーマ【痛み=信頼関係の復活作用】です。

  

痛みという自覚症状がある事は、ものすごくステキな恩寵です。もしガンを発症してしまい、自覚症状がなければ、ドンドン進行してしまいます。ガン細胞は、あなたに気づいて欲しいんです!

 

痛みとは一様なものではありません。たとえ子供が大声で泣いているからと慌てない。医者や薬に依存しない。冷静に事態や状況を判断する姿勢が重要。

 

「大変!冷やそう!」「お医者さん~!」とパニックにハマるんじゃなく、原因や仕組みを理解することが大切(●^o^●)

 

コリリン

体の幸福観

なぜ病気は、弱い箇所に発症するのか?

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