東京で、根本解決の整体なら・・・
以下は、掃除の日に「あおいくまさん」からいただいた作文です。自慢げに見せてくるので何かと思いましたが、いたく感動しました。
PCに書き込むのが苦手で、ためらいましたが、「書きます!」と約束しました。
文章が長いので、読みづらい点を修正してます。
彼は窓際族から、パナソニックのゴミを99%なくした方で、自分の事を誇張するような事は一切されません。私が憧れる1人です。
私は今の整体が、「天職」と痛感してます。まさにここで言われる「ハチ鳥の1滴の水」かと。皆さんはいかがでしょう?
「あっ、おばあちゃんが立った!」
私たちの太鼓の演目「ヨイサー」が終わろうとした時、それは起こりました。
目の前に座ってたおばあちゃんが、急に立って踊り出したんです。おばあちゃんはニコニコしながら、曲に合わせて手足を動かし、楽しそうに踊り出しました。
「ヨイサー」という曲は、大勢で踊りながら賑やかに演奏する曲です。曲の最後は、1人2人と演奏をやめ、消えるように終わる曲です。しかし踊りを続けるおばあちゃんを目の前にし、抱え太鼓を演奏してた岩渕さんは終わるに終われなくなり、おばあちゃんの踊りに合わせて近づき曲を続けたんです。
私は単純に、ノリのいいおばあちゃんだなぁと思いました。たぶんそこにいたメンバーの誰もがそう思ったはずです。
ところがそれはまったく違いました。看護師さんによると、そのおばあちゃんは「脳梗塞」という病気で、それまで歩けなかったというんです。
しかも年齢90歳!
私はそれを聴いて、鳥肌が立ちました。「こんな事ってあるんだなぁ」と思いました。
奇跡です。間違いなくおばあちゃんは、私たちの目の前で立ち、楽しそうに踊ったんです。
私は、和太鼓集団「翠鼓」という和太鼓のグループに入ってます。
この日は、皆で喜多方の病院に、ボランティアで演奏に行ってました。毎年、お祭りやイベントをお年寄りがいる施設で、和太鼓を演奏してます。こんな経験は初めてでした。
私たちの太鼓の演奏で、動けなかったおばあちゃんが立てるようになり、笑顔で踊り出した事。
別なおばあちゃんが「ありがとう」と言って、泣きながら握手をしてくれた事。
見てた周囲の人達に感動を与えられた事は、今でも私の心に強く焼き付いてます。そして反対に、おばあちゃん達の姿に私達も感動させられました。
太鼓には、何か人を勇気づける、不思議な素晴らしい力があると思いました。
東日本大震災で、誰も経験した事がない大変な目に遭いました。
各地に支援の手が差し伸べられました。私の姉も地元の活動に参加し、支援物資の分類作業を手伝いました。そんな姿を見て、小学生の私にも何かできる事はないかとムズムズしてたところでした。
そんな時学校の講演会で、環境プランナー鈴木武(あおいくま)さんの話を聴いたんです。
話の中で、山火事を消そうと小さなハチ鳥が、「私にできるのは、あの炎の中に一滴の水を垂らす事だけです」
と炎の中に入って行く伝説の話が、私の心に強く残りました。
環境問題の解決には、小さな一歩が大切だという意見だと思います。
震災から4ヶ月。私には、「あなたにできる事、あなたの1滴は何ですか?」と問われてるように思えたんです。
その時すぐに、あの90歳のおばあちゃんが、ヨイサーの曲で踊り出したのを思い出しました。
私の1滴は、和太鼓だと確信しました。
大好きな和太鼓の演奏で、1人でも多くの人に元気になってもらいたい、楽しんでもらいたいと思いました。そう思うと、ますます和太鼓が好きになり、バチを持つ手に力が入ります。
今回の震災で、人と心のふれあい・つながりの大切さを強く感じました。これは、震災の有無に関わらず大切な事だと思います。
これからも、私は和太鼓で目の前の人とふれあい、つながっていきたいです。
皆さんにとって、「ハチ鳥の運ぶ1滴の水」(自分にできる小さな一歩)は何ですか?
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