大泣きと怒り
最近、癇癪で大泣きしている方を見て気づきました。
大泣きしている時や怒りに奮える時、自分自身の感情はどこにあるでしょう?さも自分の体に別人格が入り込んできて、完全に支配されているかのように感じた事ありませんか?
私はしょっちゅうありました。しかし今はそうでもありません。何が違うんでしょう?
結論から言えば、主原因は肝臓にあると見ています。そして別人格の正体は、【(溜め込んできた)潜在意識】だと。
「怒り」は、肝臓のメンタル的要因(コリリンテーブル)です。
まず客観的に、いつも怒っているような方をイメージしてみましょうか。
彼の平常心を保っている時と比べてみて、同じ人格に見えますか?「怒りに我を忘れて、つい・・・」なんて言葉をよく耳にします。
誰しも「怒る事が趣味だ」「怒っている自分が大好き」なんて方は、まずいません。たいていは、怒り狂った後、自己嫌悪に陥ります。
自分自身を責めてしまい、加えて周囲に罵られようものなら、彼の居場所はドンドンなくなっていきます。その行く末は、ウツ。ましてや自殺にもなりかねません。
では「あなた自身」が、怒りに奮えてどうしようもない状況をイメージできますか?その「怒っている私」とは、いったい誰なんでしょう?
私のエピソードです。
酒乱に悩んでいた当時、酔っている時は本音が出やすくなります。たいてい酔いつぶれた日の記憶が戻る時は、次の日の朝のベッドの上だったなんて事が当たり前でした。「お前、昨日は・・・(-_-メ)」と言われても、記憶がないので他人事みたいです。言動が完全不一致。信用されず、堪えようのない孤独が襲ってきました。
「なぜ?」と考えてきた悩み
前にあるお客様、「お姉ちゃんが、肝臓ガンで死んだのよ・・・」と漏らしていました。
「ああ、怒りが原因でしたね。ずいぶん堪えてきたんじゃないでしょうか?」と話した時点で、激怒されました。
「あんなに優しくて温和なお姉ちゃんが・・・怒り?ふざけないで!」
と・・・。あなたはどう思われますか?
ある実験結果で、怒っている方等の息を凍らせた時の話、前に有名になった事を覚えていますか?
ここで《そうか!》とひらめきました。
・アルコール(C2H5OH)が体内でアセトアルデヒド(CH3CHO)に化学変化する事
・怒りに身をゆだねた時に湧いてくる物質
さほど違いがないんじゃないでしょうか?
根本原因は、「感情」にあります。
感情と向き合い日々消化に努めるような方は、「我を忘れて・・・」という事態には、なりにくいんじゃないでしょうか?
感情と向き合っている方には、本音と建前の境界線があるんでしょうか?
だからこそ、酔って意識がなくなった時や怒りに我を忘れた時に、さも別人格が現れてきます。どちらも本人です。過って殺人を犯してしまうような場合も・・・。
2015.6.30、新幹線での焼身自殺事件がありました。加害者は71歳男性で、孤独な状況で関わりを断っていたそうです。もしかしたら、当時の私の成れの果てだったかもしれません。マジメを装うほどに、メチャクチャで制御不能な【心の闇】がありました。
酒・タバコ等の不摂生とは縁がなく、かなり健康に気遣っているのに、どんより顔を曇らせている方。浴びるように酒を飲み、タバコ等不摂生を積み重ねてるのに、いつもニコニコ健康顔な方。何が違うんでしょうか?
もし溜め込み続けてきた感情を、習慣化させてしまったら・・・
体は解放して欲しくて、痛みに記憶を乗せて訴えてきます。にも関わらず、その痛みを邪魔者扱いしようものなら、体は血管を収縮させます(動脈硬化)。
結論は「怒り」なんですが、「なぜ?」とず―――っと考えてきた悩みが、氷解してきました(((o(*゚▽゚*)o)))
明日も、喜びと感謝に満ち溢れたあなたでありますよう・・・。
東京練馬で、根本解決の整体なら・・・
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